妊婦さんが長時間ネットを利用すると低体重児が産まれるのはほんと?
仕事以外でのネット利用に注意!
目次
長時間のインターネット利用が胎児に影響する?
仕事以外で1日5時間以上インターネットを利用している妊婦さんから産まれた赤ちゃんが、2500グラム未満の低体重児であるリスクが高まるという結果が最近の研究で示されました。
なぜ長時間のインターネット利用が胎児に影響するの?
インターネットが胎児に直接影響を与えるのではなく、長時間のインターネット利用によって母親の生活習慣が乱れ、健康管理が不十分になることが、低体重児のリスクに影響を及ぼしていると考えられます。
- 睡眠不足
夜遅くまでスマートフォンやパソコンを使用することで就寝時間が遅くなってしまう
- 運動不足
長時間座ったままであると血行不良の恐れや、代謝の低下が起こりやすくなる
- 不規則な食事
ネットに夢中になってしまうと、食事を摂る時間が不規則になる可能性がある
低出生体重児のリスクとは?
低出生体重児は発達の遅れや、呼吸器疾患、免疫力の低下による感染症のリスクなど様々な危険性があります。
赤ちゃんの将来のこともしっかり考え、長時間のネット利用や生活習慣に乱れを起こさないよう積極的に心がけましょう。
インターネットの利用時間を少なくするには?
- インターネットを使う目的を明確にする
「調べもの」「連絡」「15分だけSNS」など目的と時間を決めておく
- アナログ化する
赤ちゃんの記録などをスマートフォンなどで管理するのではなく、アナログ手帳で管理する
- インターネット以外のリラックス方法を取り入れる
読書・お昼寝・散歩など
- 家族に協力してもらう
インターネットの利用が多いと感じたら、家族から声をかけてもらう
まとめ
最近の研究の結果、インターネットの長時間利用が胎児に影響を与える可能性があるとわかりました。長時間のインターネット利用によって生活習慣が崩れないよう、スマートフォン等の使用時間を決めたり、別の趣味に置き換えたりと、インターネットを見る時間を減らせるように積極的に対策をしていきましょう。