赤ちゃんの頭の形を守る「安全なうつぶせ寝」について

赤ちゃんの頭の形(絶壁や左右差)は、多くのご家族が気にされるポイントです。
特に、長時間仰 向けで寝ていると、後頭部が平らになりやすくなります。その予防・改善の方法のひとつとして、うつぶせ姿勢を取り入れることがあります。
安全に行うためにはいくつかのポイントがありますので、ここでは赤ちゃんの頭の形を守るためにおすすめされる「安全なうつぶせ姿勢」についてご紹介します。

目次

うつぶせ姿勢のメリット

うつぶせ姿勢には、頭の同じ部分にばかり圧がかからないため、頭の形が整いやすくなるというメリットがあります。さらに、自然と首や背中の筋肉が鍛えられるので、将来的な寝返りやハイハイの準備にもつながります。
ただし、赤ちゃんを完全に平らな場所でうつぶせにすると、呼吸がしづらくなることがあるため、安全に行う工夫が大切です。

安全に行うための工夫

  • ベッドや布団を30度ほど傾けて、頭側を少し高くする
  • 赤ちゃんを右に向かせて、左側に丸めたタオルを置いて体を支えてあげる(呼吸がしやすく、頭の同じ部分に負担がかかりにくい)
  • 必ず大人がそばで見守ること

注意点

  • 就寝中の長時間のうつぶせ寝は避け、あくまでも起きている時間に短時間だけ行いましょう
  • 柔らかすぎない布団やマットレスを使用しましょう
  • 赤ちゃんの顔まわりにタオルやぬいぐるみなど窒息の原因になるものは置かないようにしましょう

まとめ

赤ちゃんの頭の形を整えるには、日常のちょっとした工夫が大切です。安全に配慮しながら、無理のない範囲でうつぶせ姿勢を取り入れてみましょう。

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