赤ちゃんが欲しいけど、「いつから妊活を始めるべきかタイミングが分からない」という方も多いのではないでしょうか。妊娠の仕組みを理解して、計画的に妊活を行うことが重要です。 この記事では、妊活を始める最適な時期を紹介します。
妊活を始めるタイミング
妊活とは、文字通り妊娠に向けた活動のことです。
昔は自然にまかせるという人も多かった妊活ですが、家族構成や働き方の変化から、計画的に妊娠する時期を決めたい人が増えたことで「妊活」が広まりました。
妊活を始めるのにベストな時期、それは夫婦ともに赤ちゃんが欲しいという気持ちが一致した時です。
- いつ頃、出産したいのか
- 子どもは何人ほしいのか
- 不妊治療をする場合の治療費や仕事のこと
- 出産後の育児やライフプラン
妊活の前にこれらを夫婦でしっかり話し合い共有しておきましょう。
ご自宅での妊活のポイント
ここではご自宅で行う妊活の流れについて説明します。
妊活において必要な次の3つのポイントをおさえておきましょう。
- 基礎体温を測定し、排卵のサイクルを確認する
- 排卵検査薬(市販品)を用いて、排卵日を推測する
- おりものチェックをして排卵日を推測する
食生活の乱れや睡眠不足、過度なストレスによりホルモンバランスが変化すると排卵サイクルも乱れやすくなります。体調を整えることも大切なポイントです。
妊活から不妊治療に切り替えるタイミングはいつ?
ご自宅での妊活を半年間行っても妊娠に至らない場合、不妊治療の専門病院に相談することをおすすめします。
病院でのタイミング治療では、排卵促進剤を服用したりエコーで排卵時期の確認を行います。性交渉の正確なタイミングを指導してもらうことで、ご自身でタイミングを測るよりも格段に妊娠確率が上がるでしょう。また、不妊の原因を特定することで、様々な治療の選択肢も広がります。
女性も男性も年齢を重ねるごとに妊娠率が減少することが明らかになっています。
女性の場合は32歳から人工授精による妊娠率が下がるというデータがあります。
男性不妊の場合は、年齢が若くても最初から体外受精にステップアップするケースもあります。
まずは検査をしましょう
以前は不妊の定義を「避妊をしない性交渉を2年以上行ったが妊娠をしていない夫婦」とされていました。しかし現在ではご夫婦ともに赤ちゃんを希望している場合、30歳以上の場合は2年待たずに検査をすることを勧める医療機関が増えています。高齢になってから不妊治療をスタートすると時間も費用も多くかかる傾向にあります。
夫婦ともに赤ちゃんを希望している場合には、結婚してすぐにでも検査を行い、治療をするのかどうか、治療にあてられる時間やお金のことをよく話し合っておきましょう。