卵巣年齢って何?AMH検査とは?

みなさんは「卵巣年齢」という言葉を聞いたことはありますか?
実は卵巣内にある卵子は生まれた瞬間から年をとり、老化していきます。
それは個人差があるため必ず年齢と相関するわけではありません。
卵巣年齢を知っておくことでいつまで妊娠できるかの目安になり、今後のご自身のプラン作りの参考となります。
今回は、卵巣年齢の測り方や残っている卵子の育み方についてお話していきます。 

目次

どうやって卵巣年齢を調べるの?

卵巣年齢は血液中の「AMH」という女性ホルモンの数値を測定し、自分の卵巣に卵子がどれくらい残っているかを調べることで分かります。
AMH検査の数値が低いと残されている卵子が少なく、数値が高いとまだ卵子はたくさん残っているということです。
比較的若い女性であってもHMHの値が低く、卵巣年齢が高い方もいます。

AMHが低いとどうなるの?

AMHが低い人はそうでない人より妊娠のタイムリミットが迫っている可能性があります。
しかし、AMH値が低い=妊娠率が低くなるというわけではありません。
卵子の在庫数は少なくても、卵子の質がよければ自然妊娠は可能です。

残っている卵子を大切にするには?

妊娠しやすい身体づくりには卵子の数より質が重要になります。
AMHの値が低くてもいくつかのことを心掛けることによって質の良い卵子を育むことができます。
一度老化してしまった卵子は元に戻せないので、早いうちから意識して行動しましょう。

①喫煙や過度な飲酒は避けましょう

タバコの煙には全身の血管を収縮させる有害物質が含まれているため、子宮や卵巣まわりの血流を低下させてしまい、卵子の質も悪くなります。
また、過度な飲酒は女性ホルモンの分泌を減らし、月経不順・無月経となる恐れがあります。

②適度な運動をしましょう

適度な運動を行うことで血液を卵巣まで流し、卵子を元気にします。
ウォーキングやストレッチでも良いので1日20~30分程度を目安に身体を動かしましょう。

③たくさん睡眠をとりましょう

睡眠中は「メラトニン」というホルモンが分泌されることで酸化ストレスを抑え、卵子の老化防止になります。
毎日7~8時間は睡眠をとるように心がけましょう。

④食事はバランスよくとりましょう

健康的な体を作るために、5大栄養素に意識してバランスの良い食事をとりましょう。
特に抗酸化作用がある食べ物(アーモンド・果物・トマトなど)は活性酸素を取り除く働きがるため卵子の質を良くしてくれます。

まとめ

いかがでしたか?
これから妊活を始める方や、今すぐにではないけれどいつか子どもを授かりたいという方は、一度クリニックで検査を受けてみると良いでしょう。
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妊活中の方はこちらの結果と合わせて妊活相談も承っておりますので、お気軽にお問合せください。

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