不妊予防・流産予防のための栄養解析の重要性について解説!

妊娠しやすい体づくりや、流産のリスクを減らすためには、日頃の食生活や栄養状態を見直すことがとても大切です。

実は、不妊や流産の原因の一部には、栄養不足や栄養の偏りが関わっていることもあります。
「どんな栄養が足りていないのか」「自分に必要な栄養は何か」を知ることが、妊娠への一歩につながるかもしれません。

そこでオススメしたいのが、「栄養解析」です。

目次

栄養解析とは?

栄養解析は、血液検査などで自分に足りていない栄養素や過剰に摂取してしまっている栄養素を把握することができる検査です。

普段の食生活では気づくことのできない「隠れ栄養不足」を見つけることができ必要に応じて栄養補給をすることで、栄養バランスを整えていくことができます。

妊活や妊娠中に特に大切とされる栄養素

葉酸

胎児が成長する過程で葉酸が不足していると、「神経閉鎖障害」という先天性の病気のリスクが高くなることがわかっています。

葉酸は、ほうれん草やブロッコリーなどの葉野菜から摂取することができます。

鉄分

妊娠中は母体にも赤ちゃんにも鉄分が必要になります。

そのため妊娠中はもちろん、妊活中の方もあらかじめ鉄分を摂取するように心がけることが大切です。

鉄分は、赤みの肉やレバー、海藻や大豆製品に多く含まれています。

ビタミンD

ホルモンバランスを整えたり、着床をサポートしてくれるため、着床率が上がる可能性があります。

ビタミンDは、魚介類やきのこ類に含まれています。

ビタミンE

子宮内膜を厚くしたり、卵子の質を向上させたりホルモンバランスを整えたりする効果があります。ビタミンEは男性にとっても精子の質を改善する効果があると言われています。

たんぱく質

たんぱく質はホルモンの材料になるため、赤ちゃんの成長にも欠かせません。

肉や魚、乳製品に含まれます。

亜鉛

卵子や精子の質を保ち、ホルモンバランスをサポートしてくれます。

妊活中の男女ともに大切な栄養素です。精子の質も改善してくれるので、パートナーと一緒に意識して摂取するのがおすすめです。

牡蠣やレバー、牛肉などに含まれています。

まとめ

妊活や妊娠中の方は、母体と赤ちゃんのためにも必要な栄養素をバランスよく摂取することが重要になってきます。

そこで、「栄養解析」を受けることで、「体の中でどの栄養が不足しているか」「どの栄養を摂取しすぎているか」を自分で把握することができます。

当院でも栄養解析を実施しております。

是非、パートナーも一緒に受けてみてはいかがでしょうか。

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