妊娠中の飛行機はいつまで乗れる?乗れる時期やリスクを紹介!

妊娠中に飛行機へ乗るべきかどうかは、多くの妊婦さんにとって不安の大きいテーマです。里帰り、旅行、仕事など、理由はさまざまですが、共通して大切なのは「母体と赤ちゃんの安全を最優先にすること」です。妊娠週数や体調、航空会社の規則などを踏まえ、正しい知識を持って準備する必要があります。

今回は、小田原マタニティクリニック(オダマタブログ)より、妊娠中の飛行機はいつまで乗れるのかをテーマに、乗れる時期やリスクなどを紹介していきますので、ぜひご覧ください。

目次

妊娠中でも飛行機に乗れる時期

医学的には、合併症のない正常な妊娠であれば、飛行機の搭乗はほとんどの場合で問題ないとされています。特に妊娠中期(12〜28週頃)は体調が比較的安定し、つわりも落ち着くことが多い時期で、移動に適したタイミングといわれています。

妊娠初期の注意点

妊娠初期はホルモンの変化が大きく、つわりや疲労感が強い時期です。長時間の移動が負担になることもあるため、無理をせず体調に合わせた判断が必要です。

妊娠後期の搭乗制限

妊娠後期では、多くの航空会社で搭乗制限が設けられており、

  • 医師の診断書の提出
  • 出産予定日の申告
  • 週数によっては搭乗不可

以上の点に気を付ける必要があります。航空会社ごとに細かい規定が異なるため、必ず事前確認しましょう。例えば、ANAでは、国内線・国際線ともに出産予定日を含め28日以内は診断書の提出が必要。また、国内線では7日以内、国際線では14日以内で産科医の同伴も必要となります。

さらに診断書は「搭乗日から数日以内に発行されたもの」のように期限が決められている場合があるため、早すぎても無効になることがあります。例えばANAでは、搭乗日を含めて7日以内に発行されたものである必要があります。

医学的リスクとその対策

妊娠中は血栓ができやすい状態にあるため、長時間座り続けるフライトでは、深部静脈血栓症(DVT)のリスクがわずかに高まります。予防策としては次のような行動が有効です。

  • 1〜2時間ごとに立ち上がって歩く
  • 足首を回すなど軽い運動をこまめに行う
  • 水分を十分にとる

これらを意識することでリスクを大幅に下げられます。

機内で快適に過ごすためのコツ

妊娠中のフライトを快適にするには、座席選びや機内での過ごし方が重要です。

おすすめの座席

通路側の席は、トイレへ行きやすく、立ったり歩いたりしやすいため妊婦さんに優しい選択です。足を伸ばしやすい前方座席を選べる場合は、さらに負担が軽くなります。

シートベルトのつけ方

シートベルトはお腹の上ではなく、「お腹の下」に通すことが基本です。ベルトが子宮を圧迫しないように装着することでより安全に移動できます。

水分と体温管理

機内は乾燥するため、こまめな水分補給が大切です。体が冷えやすい場合は、羽織れるものやひざ掛けを用意すると快適に過ごせます。

海外旅行時の注意点

海外を旅行する場合は、国内移動よりも注意すべき点が多くなります。

  • 渡航先の病院情報(産婦人科・救急対応)
  • 緊急連絡先(大使館、保険会社など)
  • 妊娠中に注意すべき感染症の有無
  • 妊婦が補償される旅行保険かどうか

これらを事前に調べておくと、予期せぬ事態にも落ち着いて対応できます。特に旅行保険は妊娠中のトラブルが対象外になる場合があるため、必ず事前に確認しましょう。

まとめ:妊娠中の飛行機はいつまで乗れる?乗れる時期やリスクを紹介!

いかがでしたか?今回の内容としては、

  • 妊娠中でも多くの場合、飛行機の利用は可能
  • 最も移動しやすいのは妊娠中期(12〜28週)
  • 妊娠後期は診断書提出や搭乗制限があるため早めに確認する
  • DVT予防として、歩行・足の運動・水分補給が重要

以上の点が重要なポイントでした。妊娠中の移動は、不安や心配がつきものですが、正しい知識を持つことで安心して行動できるようになります。無理をせず、体調を最優先にしながら、必要な準備を整えてください。

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