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乳腺外科とは

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乳房の疾患は乳がんだけではございません。乳房の明らかなしこり・腫れや痛み・乳頭分泌物などがある場合や、 検診で要精査になった場合に診察を行います 。そして、診察を行った上で、その症状や状態により、必要に応じて検査を組みます。

乳がん検診とは

国が推奨する5種類のがん検診のうちの1つです。検診では、まず問診と乳房X線検査 (マンモグラフィ)が行われます。マンモグラフィ検査とは乳房を2枚の板で挟み薄く引き伸ばして、乳房全体のレントゲン撮影を行うものです。(自費診療となります。)

この検査検診で異常が見つかった場合、 乳腺外科で精査・治療を行います。

「しこり」は、乳がん発見のきっかけ

今、日本人の女性の16人に1人が乳癌にかかると言われています。
乳がんが発見されるきっかけの90%以上は 、「しこり」だとされています。乳房のしこりは80~90%が乳腺症や線維腺腫などの良性腫瘍ですが、乳がんだった場合は早期の適切な治療につながります。セルフチェックで小さなしこりや乳房のちょっとした変化が見つかった場合には、できるだけ早く乳腺外科を受診してください。

なぜ乳がんになる人が増えているの?

女性の社会進出により、ライフスタイルに変化が起こりました。 高カロリーの食生活を続ける家庭や人が増えたことにより女性ホルモンの 「エストロゲン」 の分泌量が昔より増えたと言われています。「エストロゲン」 が 増えると、乳がんの発生のリスクが高くなるのです 。

乳がんは若い人に多い!?

乳がんは、乳房の乳腺組織にできるがんをいいます。日本人女性がかかる最も多いがんです。20代から徐々に増え、 30代に急激に増加し、 40、50代にピークを迎えます。