妊婦健診

初回受診のタイミング

妊娠したor妊娠したかもと思ったら、出来るだけ速やかに産科外来の受診をしましょう。妊娠検査薬が陽性であっても、子宮内の妊娠かどうか確認する必要があり、超音波検査を受ける必要があるためです。

また妊娠初期は出血やつわりなど体調の変化が大きい時期なので、早い時期からかかりつけを持ち、急な変化の時にも対応してもらえるようにすることも大切です。 初診で受診した際には、最終月経や妊娠分娩歴などの問診を行い、経膣超音波にて妊娠の確認を実施します。

母子手帳の交付について

初回受診で無事に妊娠の確認が出来たら、出来るだけ速やかに母子手帳の交付を受けるようにしましょう。住民登録のある市町村で交付を受けることが出来ます。交付場所や受付時間などは市町村によって異なりますので確認をしてから行くようにしましょう。

母子健康手帳の交付、出産育児助成制度

妊婦健診について

母子手帳を交付されたら、妊婦健診開始です。

妊娠中の診察は、保険診療対象外となりますので原則自費診療(悪阻や切迫など保険病名で診察可能なものを除く)になります。市町村からの母子手帳交付の際に、妊婦健診の補助券も受け取ることになるので、母子手帳と一緒に毎回必ず持参するようにしましょう。表の提示の価格から補助金額を差し引いてご請求します。

大まかな妊婦健診スケジュールと、費用は表のとおりです。

妊娠初期は個別対応になりますので医師の指示通りの間隔で受診するようにしましょう。妊娠12週~23週までは4週間毎、24週から36週までは2週間毎、36週以降は1週間毎が健診の目安になりますので、目安の期間を過ぎないように受診するようにしてください。また、妊娠中の経過によっては個別で受診間隔の指示がある場合もあるので、医師の指示通り健診を受けるようにしましょう。

スケジュールと費用

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受診週数目安詳細費用備考
5~6週初診時
→心拍確認出来たら、母子手帳の交付を速やかに受けてください
11,000円お住いの市町村で母子手帳、及び妊婦健診補助券を交付してくれます
7~8週妊婦健診(初期検査)30,000円保健指導実施、採血及びがん検診
9~12週妊婦健診(個別対応)9,000円分娩予約は10週までにお願いします
12~13週初期胎児スクリーニング超音波検査(+4Dの場合)8,800円(+2,200円)初期のスクリーニングは必ず受診してください
13~23週妊婦健診(4週間毎)9,000円
18~20週中期胎児スクリーニング超音波検査(+4Dの場合)8,800円(+2,200円)中期・後期スクリーニングいずれかは必ず受けるようにしてください
22~23週妊婦健診(中期検査、糖負荷試験)23,000円保健指導実施、採血
24~36週妊婦健診(2週間毎)9,000円
29週~30週後期胎児スクリーニング超音波検査(+4Dの場合)8,800円(+2,200円)中期・後期スクリーニングいずれかは必ず受けるようにしてください
32~33週妊婦健診(後期検査)11,000円採血
34週以降妊婦健診毎にNST実施13,000円NSTは診察前30分装着します
35~36週妊婦健診(GBS検査)NST含む15,000円GBSはおりものの検査です
36~40週妊婦健診(1週間毎)13,000円保健指導実施
37週レントゲン撮影1,270円初産婦及び無痛分娩希望者
40週以降妊婦健診(2回/週)13,000円

基本の妊婦健診費用は9,000円です
分娩予約金50,000円
妊娠中の栄養指導3,300円
毎回の妊婦健診で血圧測定、体重測定、尿検査があります

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